関西大学高等部の内部進学 — 学部の決まり方・併設校共通テスト・つまずかないための対策
関西大学高等部は、大阪府高槻市にある関西大学の併設校です。多くの生徒が関西大学へ内部進学しますが、進学できる学部は在学中の成績や併設校共通テストの結果で決まります。ここでは、関西大学高等部からの内部進学の仕組みと、つまずかないための要点を、母校出身の先生の視点で整理します。
- 所在地
- 大阪府高槻市(共学・中高一貫)
- 系列大学
- 関西大学(併設校)
- 学部の決まり方
- 併設校共通テスト+在学中の成績
- 特徴
- 3年間の校内成績と英検スコアが土台
- この記事でわかること
- 内部進学の流れ/学部の割り当てられ方/評定・英検で落とし穴になりやすい点/学年別にやるべきこと
関西大学高等部から関西大学への内部進学の仕組み
関西大学高等部は関西大学の併設校で、所定の基準を満たした生徒が推薦で関西大学へ進学します。一般受験のように外部の入試を受ける必要は基本的にありません。関西大学の併設校は本校のほか関西大学第一高等学校・関西大学北陽高等学校の3校があり、内部進学は3校共通の制度で運用されています。
一方で、進学できる学部は自動では決まりません。3年次に実施される「関西大学併設高等学校共通テスト」の成績を中心に、高校3年間の校内成績・実用英語技能検定のスコア・主体性などを総合評価して、内部進学の合否と学部が判定されます。人気学部や第一志望の学部を狙う場合、日々の定期テストで好成績を積み重ねておくことが効いてきます。「関西大学には進める。ただし行きたい学部に行けるとは限らない」というのが実像です。
- STEP 13年間の校内成績と英検を積み上げる
評定と英検スコアは総合評価の土台。特定の学年だけの頑張りでは順位を守れません。
- STEP 23年次に併設校共通テストを受ける
この結果が判定の中心。校内成績・主体性と合わせて総合評価されます。
- STEP 3総合評価で学部が判定され進学
進学は確保。ただし「どの学部か」は成績と共通テスト次第です。
内部進学の基準(併設校共通テスト・校内成績・英検)
学部判定の土台になるのは、在学中を通した成績と3年次の併設校共通テストです。早い学年からの積み上げが学部選択の幅に直結します。関西大学高等部で見られる主な要素は次のとおりです。
- 3年次の関西大学併設高等学校共通テスト(判定の中心)
- 高校3年間を通した校内成績・評定(早い学年からの積み上げ)
- 実用英語技能検定(英検)のスコア
- 学びに向かう主体性などの総合評価
- 人気学部・第一志望学部ほど日常の定期テストの好成績が必要
内部進学の評価方法(共通テストの配点・英検の必要スコア・学部ごとに求められる成績など)は年度によって運用が見直されます。合格ラインの具体的な数値は断定せず、必ず在学年度の要項で最新の数値を確認してください。面談では現在の状況に合わせて具体化します。
関西大学高等部で順位を落としやすいポイントを整理します。
| つまずきポイント | 起きやすいこと | 対策の方向 |
|---|---|---|
| 「関大には進める」と中だるみ | 評定が下がり総合評価が後退 | 早い学年から評定を安定させる習慣づけ |
| 英検の対策を後回しにする | スコア不足で評価に響く | 計画的に受検してスコアを確保 |
| 苦手教科を放置する | 1科目の低評定が全体を下げる | 苦手を早期に底上げしてムラを消す |
| 3年次の共通テスト対策が直前になる | 範囲の広さに間に合わない | 3年間の学習を土台に早めに準備 |
定期テストと共通テストの傾向と対策
関西大学高等部の内部進学では、日々の定期テストの積み重ねが3年間の校内成績となり、3年次の併設校共通テストと合わせて評価されます。1科目の取りこぼしが総合評価に響くため、苦手教科を作らないことが効いてきます。
科目ごとに担当の先生の出題傾向があり、市販の一般的な対策だけでは範囲や配点のクセに合いにくい場面があります。苦手教科を早めに底上げして評定のムラを消すことと、英検スコアを計画的に確保しておくことが、総合評価を守るうえで効きます。
第2学年からは「関西大学をめざすクラス」と「難関国立大学をめざすクラス」が設けられ、関西大学の内部進学を確保したうえで国公立大学を受験する道もあります。2025年度は関西大学のほか大阪大学や立命館大学など多様な進学先が出ています。どちらを軸にするかで日々の学習の重心も変わります。
(※使用教材・科目別の出題傾向や共通テストの内容は、学年・年度で変わるため、面談時に現在の状況をうかがって具体化します。)
【母校の先輩から】関西大学高等部の内部進学をどう乗り切るか
関西大学高等部でつまずく典型は、「関大には進めるから」と中だるみして評定を落とし、英検も後回しにした結果、気づいたときには希望学部の評価に届かない、というパターンです。逆に言えば、早い学年から評定を安定させ、苦手教科を作らず、英検を計画的に取っておくだけで、選べる学部の幅は大きく変わります。フゾカテの先生は母校を実際に通り抜けているため、どの科目でどこが差になるか、共通テストにどう備えるかを当事者の感覚で共有できます。
関西大学高等部生のための対策プラン
評定を安定させる土台づくり。苦手教科を早期に見つけて底上げし、評定のムラをなくします。英検も計画的にスタート。
人気学部を視野に入れるなら、この学年で上位の成績を固めます。「関西大学をめざすクラス」か「難関国立大学をめざすクラス」かで学習の重心を定める時期です。
希望学部に必要な成績を逆算し、落とせない科目を明確化。9月・11月の併設校共通テストに向けて3年間の学習を仕上げます。
英検のスコアや共通テストに不安がある場合ほど、早い段階での立て直しが効きます。
よくある質問
Q. 関西大学高等部に入れば関西大学には必ず進学できますか。
所定の基準を満たせば関西大学へ推薦進学できます。ただし進学できる学部は併設校共通テストと3年間の成績・英検などの総合評価で決まるため、希望学部に行けるかは成績次第です。
Q. 内部進学を確保したまま国公立大学を受験できますか。
第2学年から「難関国立大学をめざすクラス」が設けられ、関西大学の内部進学を確保したうえで国公立を受験する道もあります。可否や条件は年度によって運用が異なるため、在学年度の案内で必ず確認してください。面談では現在の制度に合わせて整理します。
Q. 成績や英検が下がってしまいました。今からでも間に合いますか。
学年と現在の状況によります。母校を通り抜けた先生が現状をうかがい、どの科目から立て直すか、英検をどう計画するかを一緒に整理します。まずは無料の勉強相談でご相談ください。
関西大学高等部の内部進学対策を相談する
関西大学高等部の内部進学は「どの学部に進めるか」の勝負です。母校出身の先生が、お子さんの学年・成績・気になっている科目や英検の状況をうかがって、いま何をすべきかを整理します。まずは無料の勉強相談から、LINEで学校名・学年・気になっていることをお送りください。