関西大学第一高等学校の内部進学 — 学部の決まり方・評定・つまずかないための対策
関西大学第一高等学校は、大阪府吹田市にある関西大学の併設校です。多くの生徒が関西大学へ内部進学しますが、進学できる学部は在学中の成績で決まります。ここでは、関大一高からの内部進学の仕組みと、つまずかないための要点を、母校出身の先生の視点で整理します。
- 所在地
- 大阪府吹田市(共学)
- 系列大学
- 関西大学(併設校)
- 学部の決まり方
- 校内成績+併設校共通テストの総合評価
- 特徴
- 3年間の評定と3年次の共通テストが推薦の土台
- この記事でわかること
- 内部進学の流れ/学部の割り当てられ方/評定・共通テストで落とし穴になりやすい点/学年別にやるべきこと
関大一高から関西大学への内部進学の仕組み
関大一高は関西大学の併設校で、所定の基準を満たした生徒が推薦で関西大学へ進学します。関西大学の3併設校(第一高校・高等部・北陽高校)共通の内部進学制度で、一般受験のように外部の入試を受ける必要は基本的にありません。2025年度も進学先は関西大学が354人と大半を占め、希望すれば関西大学へ進める可能性は高い学校です。
一方で、進学できる学部は自動では決まりません。関大一高の内部進学では、高校3年間の成績(評定・生活状況)に加え、3年次に実施される「関西大学併設高等学校共通テスト」の成績、英検スコア、主体性などを総合評価し、学部ごとに選考します。単純な評定順ではありませんが、3年間の校内成績が中核であることは変わりません。人気学部は定員が限られ、上位の成績を取り続けていないと第一希望に届かないことがあります。「関大には行ける。ただし行きたい学部に行けるとは限らない」というのが実像です。
- STEP 13年間の成績を積み上げる
評定と生活状況は各学年の積み重ね。特定の学年だけの頑張りでは土台を守れません。
- STEP 23年次の共通テスト・英検で総合評価
9月・11月の2回実施される併設校共通テストの成績や英検スコアも加味され、学部ごとに選考されます。
- STEP 3推薦で関西大学の各学部へ進学
進学は確保しやすい一方、「どの学部か」は総合評価の結果次第です。
内部進学の基準(評定・校内成績・共通テスト)
学部推薦の土台になるのは、高校3年間を通した成績です。早い学年からの積み上げが学部選択の幅に直結します。関大一高で見られる主な要素は次のとおりです。
- 高校3年間を通した評定と生活状況(早い学年からの積み上げ)
- 3年次の関西大学併設高等学校共通テスト(9月・11月の2回)
- 英検スコアや主体性など、学力以外の要素
- 校内での成績順位(人気学部ほど上位が必要)
- 主要科目をバランスよく取りこぼさないこと
内部進学の基準(評定・共通テストの扱い・学部ごとの必要順位など)は年度によって運用が見直されます。合格ラインの具体的な数値は断定せず、必ず在学年度の要項で最新の数値を確認してください。面談では現在の状況に合わせて具体化します。
関大一高で順位を落としやすいポイントを整理します。
| つまずきポイント | 起きやすいこと | 対策の方向 |
|---|---|---|
| 「関大には行ける」と中だるみ | 評定が下がり土台が後退 | 早い学年から評定を安定させる習慣づけ |
| 苦手教科を放置する | 1科目の低評定が総合評価を下げる | 苦手を早期に底上げしてムラを消す |
| 3年次の共通テスト対策が後手 | 9月・11月の本番で得点を落とす | 高2までに主要科目の土台を固めておく |
定期テストと共通テストの傾向・対策
関大一高では、日々の定期テストで評定を積み上げつつ、3年次には併設校共通テストが加わります。1科目の取りこぼしが総合評価に響くため、苦手教科を作らないことが内部進学では効いてきます。高2でも文I(関大文系向け)・文II(国公立も視野)・理の3コースに分かれ、進路の方向によって重点科目が変わります。
科目ごとに担当の先生の出題傾向があり、市販の一般的な対策だけでは範囲や配点のクセに合いにくい場面があります。高2までに苦手教科を底上げして評定のムラを消しておくことが、3年次の共通テストまで含めた総合評価で効いてきます。
(※使用教材・科目別の出題傾向、共通テストの具体的な扱いは、学年・年度で変わるため、面談時に現在の状況をうかがって具体化します。)
【母校の先輩から】関大一高の内部進学をどう乗り切るか
関大一高でつまずく典型は、「関大には行けるから」と中だるみして評定を落とし、気づいたときには希望学部に届かない、というパターンです。逆に言えば、早い学年から評定を安定させ、苦手教科を作らず、3年次の共通テストに余裕をもって臨むだけで、選べる学部の幅は大きく変わります。フゾカテの先生は母校を実際に通り抜けているため、どの科目でどこが差になるかを当事者の感覚で共有できます。
関大一高生のための対策プラン
評定を安定させる土台づくり。苦手教科を早期に見つけて底上げし、評定のムラをなくします。
文I・文II・理のコース選択を見据え、重点科目で上位を固めます。中だるみが最も出やすい時期です。英検も計画的に。
希望学部に必要な成績を逆算し、9月・11月の共通テストに向けて主要科目を仕上げます。落とせない科目を明確化します。
早い段階からの立て直しほど、選べる学部の幅を広げることにつながります。
よくある質問
Q. 関大一高に入れば関西大学には必ず進学できますか。
所定の基準を満たせば関西大学へ推薦進学でき、実際に進学者の大半が関西大学に進んでいます。ただし進学できる学部は総合評価で決まるため、希望学部に行けるかは成績次第です。
Q. 内部進学は評定だけで決まりますか。
評定・生活状況に加え、3年次の併設校共通テスト、英検スコア、主体性なども含めた総合評価で学部ごとに選考されます。評定・校内成績が中核ですが、それだけではない点に注意してください。制度の詳細は在学年度の案内で必ず確認してください。
Q. 成績が下がってしまいました。今からでも間に合いますか。
学年と現在の状況によります。母校を通り抜けた先生が現状をうかがい、どの科目から立て直すかを一緒に整理します。まずは無料の勉強相談でご相談ください。
関西大学第一高等学校の内部進学対策を相談する
関大一高の内部進学は「どの学部に進めるか」の勝負です。母校出身の先生が、お子さんの学年・成績・気になっている科目をうかがって、いま何をすべきかを整理します。まずは無料の勉強相談から、LINEで学校名・学年・気になっていることをお送りください。